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−負担金と自費治療にかかる金額− |
和田歯科医院のコンセプトは「長持ちする治療」ですので、
予約時間を厳守しながら、時間をかけ、丁寧に確実に処置しています。
そのために一日の患者さんの数を制限して、十分な治療時間を確保しています。
質の高い治療は、歯だけの治療ではありません。
歯を支える歯肉や骨、お口全体の噛み合わせ、お口を動かす筋肉や顎関節、
そして頭部を支える頚椎の状態など、様々な条件を考慮しないといけません。
歯がしみたり、ムシ歯になったり、歯周病が進行したりするのも、
その歯に負担がかかるような噛み合わせであることも多いです。
和田歯科医院では通常は30分単位(夜間は20分単位)で治療時間をお取りしています。
これは平均的な歯科医院(1時間あたり3〜4名)の約2倍となっていますので、
2回分の治療、または複数の歯の治療、歯と歯肉の治療などが同時にでき、
患者さんにとっても治療回数が減るというメリットがあります。
その分、患者さんの負担金が、数多く診る歯科医院よりも割高感を感じられるかもしれません。
そのへんは誤解のないようにお願いいたします。
もし「長持ちする治療」よりも「早く終わり、いつでも行ける治療」を望まれる方は、
ご近所の、歯しか診なくて順番制(一人あたりの時間を短縮できる)の歯科医院か、
若手勤務医やバイトの歯科助手を採用して、コストパフォーマンスを行っている歯科医院での
ご受診をおすすめいたします。
歯だけを完全に治療しても、「長持ちする治療」にはなりません。
歯を支える歯肉や骨、お口全体の噛み合わせ、お口を動かす筋肉や顎関節、
そして頭部を支える頚椎の状態も診査させていただいています。
これにより、顎のズレからくる歯の痛み、歯ぎしり・肩こり・頭痛・姿勢のゆがみなどを
見つけることができます。
例えばこの1枚の写真からは多くのことが読みとれます。
頭痛や姿勢のゆがみで苦労されたのは、歯しか診なかった診療の結果かもしれません。
→
別の例ですが、ズレた噛み合わせを正しくすることにより、姿勢がよくなった症例です。
この結果、血流やリンパの流れが良くなり、骨格や筋肉に余計な負担がかからなくなりました。
つまりお口の状態と全身の健康は、おおいに関連があるという見本です。
模型やデジタルレントゲン写真も多くの情報を与えてくれます。
上左の模型は左右対称でないことがおわかりでしょうか? このままの放置は顔のゆがみを進行させます。
レントゲンは歯や歯肉の病気だけではなく、さらに顎関節の情報も提供してくれます。
すべての患者さんが、このような方ばかりではありませんが、
初診時により多くのデータを収集することにより、
最小限の治療でもいけるのか、あるいはお口全体の治療計画が必要なのかを診断することができます。
初診においては、お口全体のレントゲン、写真、歯ならびの模型などのデータ集めをしますので、
初診時の負担金は3000円ほどかかります(通常の歯科医院とほとんど変わりません)。
そのデータをもとに、その日と次回に、診査結果と治療計画についてお話いたします。
もしそこまでの治療を望まれないのであれば、当院のシステムは不向きですので、
前もってご希望をおっしゃるか、「順番制で対症療法のみの歯科医院」での受診をおすすめいたします。
多くの患者さんをさばくことによる、治療レベルや衛生環境(清潔への投資)の低下は、
和田歯科医院の趣旨ではありません。
初診にお渡しするリーフレットにも書いてありますが、
HP上でも公開してみます(前歯と奥歯とでは金額が異なります)
一応の目安としては、約1000〜1500円/30分と考えておいて下さい。
消毒、簡単な処置の場合は、上記ほどの負担金はかかりません(治療時間も短いです)。
新しい技工物がお口に入る場合などは、下記を参考にしてください。
初診時 約3000円(初診料+レントゲン+模型+写真+歯周病検査)
歯石取り 見えている歯石・・・約1500円
隠れている歯石・・・約6000円(数回に分けます)
抜歯 約1000円(前歯)〜約5000円(親知らず・難抜歯)/本
ムシ歯のつめもの 約1000円〜約2500円(樹脂あるいは金属)/本
根管治療 約2000円〜4000円(歯の種類によって異なります)
歯周外科処置 約2000円〜4000円
かぶせもの 約3000円(銀歯)〜8000円(樹脂をはりつけた前歯)
入れ歯 約5000円〜15000円(3割負担 高齢者の1割負担の方は1/3)
定期検診・クリーニング 約2500円
自費のセラミック冠 約60000円〜(強度、材料によります)
以下の場合は自費診療扱いとなりますので、ご留意ください。
1.白くて自然で、アレルギーの心配の少ない歯にしたい場合
2.より快適で、残った歯への負担が少ない入れ歯にしたい場合
3.噛み合わせや歯並びを、より美しく、機能的にしたい場合
4.歯からくる顔や身体のゆがみを治したい場合
人工の歯に使われる材料は大きく「金属」「樹脂」「セラミック」に分けることができます。
保険診療では奥歯は白い歯はできませんから、銀歯になることが多いです。
前歯は樹脂で白い歯にすることはできますが、変色やすり減りという問題があります。
自然な形態と色の歯は、セラミック(せともの)にするのが一般的ですが、自費となります。
最近は全てセラミックでできたオールセラミック冠が主流となりつつありますが、
強い力がかかる歯は、しっかり診査する必要があります(場合により他の材料をお勧めしています)
通常のオールセラミック冠 ¥60000-
強度アップしたセラミック冠 ¥90000-
金属焼付陶材冠(メタルボンド) ¥80000-
ブリッジなどに使うセラミック冠 ¥120000-
いずれも1本あたり